カリフォルニアワイン協会(CWI)は、2025年5月に日本で開催した「CWI ブートキャンプ」を通じて、北アジア地域における初代「カリフォルニアワイン・ソムリエアンバサダー」9名(うち日本人4名)を選出しました。
CWI が推進するアジア地域での教育・ソムリエ支援の一環として、北アジア 5 か国・地域(日本、韓国、中国、香港、台湾)の 7都市から選抜された若手ソムリエ18名が参加した4日間の没入型プログラムでは、米国人マスターソムリエのアンソニー・アンセルミ氏とクリストファー・ミラー氏が監修・審査を務め、講義、ペアリング体験、サービス実技、最終試験などを通して、参加者の理解度とスキルが評価されました。
ブートキャンプ期間中、各ソムリエは卓越した知識、プロフェッショナリズム、ホスピタリティマインド、そして戦略的な思考力を発揮しました。その中で特に優れたパフォーマンスを見せた 9名が選出され、2025~2027 年度の「カリフォルニアワイン・ソムリエアンバサダー」として任命されました。彼らは今後、CWIと連携しながら、業界向けセミナー、メディア出演、デジタルコンテンツの発信、教育プログラムの企画・実施など、さまざまな活動を通じてカリフォルニアワインの魅力を伝えていきます。
池田 大輝
Daiki Ikeda
[経歴]「第10 回全日本最優秀ソムリエコンクール」セミファイナリスト
「ポメリーソムリエコンクール2023」準優勝
アメリカやスイスで学業を経て、インターンシップを機にソムリエの道へ進む。
Bvlgari IL Ristorante やFour Seasons Hotel で経験を積み、現在はマンダリンオ リエンタル東京に所属。ホテル全館のビバレッジプログラムに携わり、約7,000 本に及ぶワインを管理。館内イベントの企画運営や海外シェフとのコラボレーションにも多数関わり、幅広い専門性と国際的な視野を活かしてゲストに最良の体験を提供できるよう努めている。
三竹 桃果
Momoka Mitake
[経歴]1999年12月4日生まれ。2022年アンダーズ 東京に入社。2023年に、日本ソムリエ協会(J.S.A.)認定ソムリエ資格を取得。2024年には、世界13カ国で開催されるソムリエコンペティション「ルイナール ソムリエチャレンジ 2024」において、優勝。同年、日本ソムリエ協会による若手ソムリエ育成制度「第14回 J.S.A. ソムリエ・スカラシップ」において候補生に選出。
また2025年5月より、北アジア カリフォルニアワイン・ソムリエアンバサダーに選出。同年、ホテル虎ノ門ヒルズの専属ソムリエに就任。プロフェッショナルとしてのキャリアは始まったばかりだが、探究心と向上心を武器に、さらなる高みを目指していく。
森本 美雪
Miyuki Morimoto
[経歴]ワインインダストリーのキャリアはフレンチ レストランでスタートし、2014年にコンラッド東京にソムリエとして入社しました。オーストラリアとニュージーランドでの国際経験を積んだ後に2019年にコンラッド東京に戻り、2023年からはエグゼクティブ ソムリエとしてソムリエ チームを率いています。
2022年には幸運にもドン・ペリニヨンのゴールデン・ヴァイン スカラシップを授与され、2023年には東京都から東京マイスターを頂きました。これらの栄誉は、常に学び続け、それをお客様へ分かち合うことの大切さ、つまりソムリエの職種の魅力を常に私に思い出させてくれます。私にとってソムリエとは、ワインを通じて人と文化をつなぐこと。この機会を賜り、カルフォルニアワインの魅力を様々な方にご紹介出来ることにワクワクしています。
山本 麻衣花
Maika Yamamoto
[経歴]1997年生まれ。パティシエとしてキャリアをスタートし、ワインに魅了されソムリエの道へ進む。2021年 マンダリン オリエンタル 東京に入社後、2022年ソムリエ・スカラシップ最優秀賞を受賞。2023年よりソムリエチームに参画し、現在は現場やワインサロン、ワインイベント等、様々な活動を通してワインの魅力を伝えている。「ポメリー・ソムリエコンクール 2023」優勝。「第10回 全日本最優秀ソムリエコンクール」セミファイナリスト。現在では「Napa Valley Best Sommelier Ambassador 2025」としても日本国内で活動する。
Danny Ng
香港/The American Club Hong Kong
Della Tang(唐丹雯)
中国/ Club Batard
Donghyuk Shin(申東赫)
韓国/Les Copains
Hyun Hong(洪光炫)
韓国/Your Somm
Kevin Lu MS(盧楷文MS)
台湾/logy