大阪会場：3F「京都の間」
東京会場：2F「華しずか」

植栽面積においてアメリカ最大の単一AVAであるローダイ。カリフォルニアワインについて既によくご存知の方でも、州で最も古いワイン産地に数えられるこの地域については、これまで深く知る機会がなかったかもしれません。ローダイは、ジンファンデル（1960年代半ば以前に植えられたもので、中には1889年にまでさかのぼるものもあります）などの古木が、世界中のどこよりも多く残されている産地です。

ローダイの古木のワインに焦点をあてたこのセミナーでは、ローダイを代表する生産者をオンラインで迎え、ローダイの歴史、地域やブドウ畑の特性、そして何世代にもわたってこの土地でブドウを栽培しワインを造ってきた家族を紹介し、その魅力をワイン試飲とともに紐解きます。

講師：スチュワート・スペンサー氏（ローダイ・ワイングレープ委員会エグゼクティブ・ディレクター）

東京会場：2F「華しずか」

気候変動という緊急事態を目の当たりにして、より多くのワイナリーが、ワイン産業が環境に与える影響や将来的な持続を可能にする方法について、これまで以上に効果的に取り組むようになりました。この先駆けとなっているのが、カリフォルニアワインを代表するジャクソン・ファミリー・ワインズとスペインのファミリア・トーレスが2019年に立ち上げたIWCA（International Wineries for Climate Action、気候変動に取り組む国際ワイナリー協議会）です。今、ワイナリーが取るべきアクションは何か？今回は、国連気候変動枠組条約（UNFCCC）事務局が主導する「Race to Zero」（レース・トゥ・ゼロ）キャンペーンに参画し、ワイン産業における炭素削減の取り組みで先頭を走っているIWCA加盟のカリフォルニアワイナリー3社よりパネリストをオンラインで迎え、その取り組みについてワイン試飲とともに解説します。

講師：ケイティ・ジャクソン氏（ジャクソン・ファミリー・ワインズ CSR担当上席副社長）
モリー・シェパード氏（スポッツウッド エデュケーショナル・ワインメーカー＆サステイナビリティ・マネージャー）
ネイト・ワイス氏（シルヴァー・オーク 醸造担当副社長）

スペインやイタリアの品種からドイツ、ローヌ、オーストリア、ギリシャ、ブルゴーニュの品種まで、さまざまな種類のワインを産する魅力的な産地、ローダイ。デルタの風が吹き続けるローダイの安定した気候は、ベテランから若手まで、才能あるワインメーカーによって、100以上のブドウ品種から非常にモダンなサクセスストーリーを生み出しています。「まだ知られざるアメリカで最もエキサイティングなワイン産地」とも評されるこの地域のワインの多様なスタイルを特別試飲コーナーで発見してください。

料理家でショコラティエの石井秀代氏が新たに立ち上げたブランド「YES. SHE KNOWS」とのコラボレーションで、ワインとのペアリングを追求し、厳選された素材本来の美味しさとお酒とともに変化する味わいを楽しめるショコラ3種類のサンプリング（数量限定）を行います。会場内の多様なカリフォルニアワインと、齧る場所によっても食感や味わいが異なる「大人のショコラ」との立体的なペアリングを是非ご体験ください。当日は石井氏自らが来場します。

講師：ショコラティエ・料理研究家　石井秀代氏